
iPhone12 Pro・Pro Maxユーザーのみなさん!!
お待たせしました!!
Appleは12月15日、iOS14.3を正式にリリースしました。
今回は、小数点以下の数字のアップデートということで、基本はマイナーアップデートとなりますが、12 Proシリーズで対応を発表されていた新機能の”Apple ProRAW”がついにリリースとなりました。
今日は、今回のiOSアップデートについてみていきましょう!!
iOS14.3のリリース内容
今回、新たに対応を発表された主な機能は3つ。
- Apple ProRAW撮影とApple ProRAWの写真を“写真” Appで編集可能
- Apple Fitness+(日本未対応)
- AirPods Max
AirPods Maxについてまとめた記事はこちら↓
その他の問題点の修正は、
- 一部のMMSメッセージを受信できないことがある問題
- 一部の“メッセージ”の通知を受信できないことがある問題
- メッセージの作成中に連絡先グループのメンバーが表示されなかった問題
- 一部のビデオを“写真” Appから共有したときに正常に表示されないことがある問題
- Appのフォルダを開けないことがある問題
- Spotlightの検索結果や、SpotlightからのAppの起動が正しく動作しないことがある問題
- “設定”でBluetoothが利用できない場合がある問題
- デバイスがワイヤレスで充電できなくなることがある問題
- MagSafeデュアル充電パッドでiPhoneをワイヤレス充電したときに最大電力未満にしか充電できないことがある問題
- WACプロトコルを使用するワイヤレスアクセサリおよび周辺機器の設定を完了できないことがある問題
- VoiceOverの使用中にリマインダーでリストを追加すると、キーボードが閉じてしまう問題
なんと言っても個人的に注目はApple ProRAWの対応!!
この機能のためにiPhone12 Proを買ったと言っても過言ではないので、注目のApple ProRAWについてみていきましょう!!
Apple ProRAWとは?
従来のiPhoneで撮影した写真はJPEG(HEIF)ファイルであったが、この機能により写真が一眼カメラと同じように生データを保存でき、劣化せずに事後編集が可能になる。
Apple ProRAWは、広角・超広角・望遠・内向きカメラの4種類全てで利用できるが、写真のみでポートレートモードやパノラマ、各種動画撮影では利用できないので要注意。
ただし、ナイトモードでの撮影で利用することができる!!
夜景や暗いところでの撮影はディティールが潰れて劣化しがちなので、ProRAWで撮影することでより綺麗で見た通りの綺麗な景色を再現できる可能性が高い。
この辺は、実際に使用してみて改めてレビュー記事を上げたいと思います。
Apple ProRAWの使い方
ProRAWはそのままの設定では使うことができない。
有効化させる手順としては以下の通り。
- 設定アプリから”カメラ”を選択

↓
- フォーマットの項目を選択

↓
- Apple ProRAWの項目を有効にする

設定はこれで完了。
撮影する際は、全てがProRAWになるのではなく、使用者にて選択することができる。
カメラアプリを立ち上げると右上のLivePhotoの隣に、これまでなかった”RAW”の項目が出現している!!

これをオン/オフに切り替えることで通常の撮影モードとProRAWモードの選択が可能になる。
実際に通常撮影とProRAW撮影した際の編集画面はこちら。


”ライト”の項目を見ていただくとわかりやすいと思いますが、ProRAWで撮影した写真の方がより暗く編集できる幅が広いのがわかると思います!!
他の項目も編集できる幅が広くなっているので、より自分好みの編集をすることができそうですね。
Apple ProRAWの弱点
実際に他の方のレビューを見ていると、編集できる幅が広がり、より自分好みに写真を編集できるようになりそうだ。
そんなProRAWの現時点でわかっている弱点は、容量だ。
通常のJPGファイルの撮影では多くても1枚1〜2MB程度で保存されるのだが、ProRAWでは1枚あたり約25MBが必要になるらしい。
iPhone12 Proシリーズは最低容量が125GBからなので、おそらくこのProRAWの容量確保もあり、無印12、12 miniの64GBの最低容量よりも多くしたのだろう。
容量が少ない人は、Google PhotoやiCloudなどを活用して小まめに整理した方がいいかもしれない。
まとめ
まだしっかり試せていないので、より使い込んでみて改めてApple ProRAWについてはレビューしていこうと思います!!
今回のProRAW対応によって、12Proシリーズがより”Pro”になった、と個人的には感じていて嬉しい。
また、それ以外にもバグの修正等も含まれているので、今回のiOSアップデートはなるべく早く対応するようにしましょう!!